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三陸の、母の実家へ--前編
叔父が亡くなったので、三陸海岸にある、母の実家へ帰省していました。

まぁ、年末から予想されていたことなので終に・・・っていうところですが・・・。
叔父は、死んだ祖父母の家に一人で住んでいたので、もしかしてあの家もなくなってしまうかもしれないと思い、カメラを持っていきました。
不謹慎かも、と思ったけど、集まってみたら従妹も持って来ていて、たまの機会だからと集合写真まで撮ってました。
結局、祖父母と叔父の家は、そのまま残して誰か他の親族が引退して来たら住もう、ってことに既に決まっていたようで、無くなりはしないようです。

っということで、ここからは田舎の風景をお楽しみください。
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c0041132_1926978.jpg新幹線の一ノ関駅から、大船渡線に乗り換えて向かいます。
2両編成で、行きは気仙沼からワンマン電車になり、最終で着いたら駅は無人駅・・・。最初は一ノ関の高校生がいっぱい乗っていたけど、気仙沼過ぎるともう乗客5人ぐらいでした。

←夜汽車の旅・・・って雰囲気出てるかな?
中は小奇麗な、新しい車両。前の方にある、オレンジの箱は整理券を取るための箱です。

↓田舎のお菓子で、「人集まり」のある時の定番です。
子供の頃、遊びに来ると、よくおやつに出されたっけ。
茶色いのと白い大きいのが「がんづき」、三色のが「えべす」。「えべす」は本当は「ゆべし」だけど訛って「えべす」。この「えべす」の発音が聞き取りづらくって!
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がんづきは大きくて、一辺がA4の長辺くらいは軽くあるかな。ずっしり重い蒸しパンみたいな。母の妹が作るのはふんわりしておいしいんだけど、そんな余裕も無いので地元の有名店で買ってきたら、激重!超甘!えべすの方も、小さく齧っただけでノックアウトでした。祖母がつくるえべすは、ニッキが激しく効いていておいしかったようだけど(私は味を覚えていない)、これはひたすら甘かった・・・。有名だからと買ってきた、その叔母も、残していた程w でも地元のご老人には、これぐらいじゃないといけないみたい。

そしてこのお菓子を、がんづきは一つづつ、えべすは二個づつ、ビニールの小袋に入れて会葬者にお出しします。分けるの手伝いました。くっついて大変です。

c0041132_194212.jpg叔父と関りの深い親戚だけでも、叔父の姉妹と弟が5人、その配偶者が4人、甥姪が8人に息子1人と計18人。それに加え叔父の叔父とか叔母とかなんか色々見えられるので、お客さんが来そうな仮通夜や火葬などの日は近所の方々が食事つくりに来てくださいます。

これは、家の裏に祖父が物置を建ててくれていたので、急遽そこを第二のキッチンにしたところ。そして物置に面している部屋の出窓を外し、オープンキッチン状態になっている。驚いたことに、この出窓部分にまな板置いて、外に立って切ると高さが丁度いいみたい。まさかじぃちゃんそこまで考えてたとか・・・。
鍋類はみな、ナントカ公民館と書いてあり、こういう時はいつでも調達できるようになってるらしい。

この物置、2階建てになっていて、2階のベランダからも出入り可能(今回は入ってみなかったけど)。私が小さい頃に、いつもお酒飲んでるだけの祖父が職人さんに混じって一緒に物置作ってるのみて驚いた記憶があります。元大工だったそうな。
少し窓から見えますが、後ろはすぐ山です。

今回帰って驚いたのは、軽くリフォームが入っていたり、外にあった恐怖の汲み取り便所がウォシュレット完備の室内トイレに変化していたことよりも、着いたら「まぁ、こっちでコタツに足下ろして休みなさい」と、ちゃんと火の入ったコタツがあった事!
盛岡より涼しい場所だし、確かにそのままだと足先冷えるけど、まさかコタツなんて。
つくば出るとき汗かいてたのになー。

明日は近所の風景を少しupしますね。

*カテゴリ分けに悩みましたが、旅行に入れておきます。
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by phedre | 2006-07-12 20:23 | 東北の旅 | Trackback | Comments(2)
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Commented by AZUKI at 2006-07-13 02:19 x
不謹慎ですが、すごく面白いです!
こんなレポートは、体験したいと思ってもできないし、なかなか読む機会もないので、
ふーんふーんと噛みしめるように読んでしまいました。
超甘の「がんづき」と「えべす」、世代が変わったら、控え目な甘さのものに変わってしまうんでしょうかね…
今日、ちょうどダンナと日本の食はもうダメかも、と嘆いていたのですが
公民館のお鍋を借りて、第二のお台所をつくって、近所のみなさんが食事をつくりに来てくれる、という箇所にやたら感じいってしまいました。
手間をかけて食べるものを作る、日頃手抜きゴハンばかり作ってる自分は棚にあげて、
いいなあと思います。食卓には、どんなメニューが並んだのでしょうね?
梅雨どきに、コタツ!三陸海岸って、夏も涼しいのかな♪
Commented by phedre at 2006-07-13 19:51
>AZUKIさん
いえいえ、一枚写真撮ったら、親戚もお手伝いのおばちゃんも何か作るたびに「おいで!写真撮ってきなさい」って呼びに来たぐらいですから。
えべすは、母世代でも甘くて顔しかめてましたので、お店の人の世代が代わったら、きっと控えめになるんでしょうね。
メニューはお精進なので、地味~~な田舎料理です(おいしいけど)。別の写真があるので、記事に書きますね。

三陸は、盛岡と違って涼しいんですよ。でもコタツはやりすぎな気が。。。