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バンコク国立博物館 National Museum Bangkok
c0041132_2222869.jpg再び、一人国立博物館へ。
バスでのんびり向かい、行ってみたら何か塀に黒い幕が…まさか閉館!?と思ったけど入れてよかった。
どうも喪中らしいが、何があったんだろう?帰ってニュースを見ると、王姉殿下が亡くなられたそう。街を歩くと、たくさん肖像画が売られ、飾られていた。

ここの建物は、もともと副王のための宮殿だったものを、ラーマ5世の時代に副王が廃止されると共に博物館として利用されることになったもの。(現国王はラーマ9世)

↓敷地に入るとすぐに、立派なブッダイサワン礼拝堂がある。
内部壁面は一面の仏画。薄暗い室内に、金の仏像が映える。装飾もすっきりまとまった豪華なもの。さすがもと宮殿。座って見上げると、本当にありがたく思える。
後ろには、箪笥や衝立が展示されている。箪笥は全面にカラーや黒地に金で絵が施されている。
右は、ここの前に立つ「武器を持つヴィシュヌ」

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c0041132_22492079.jpgアユタヤ風Red House。昔は王子の居室として使われていたらしい。

展示室へ。
たくさんの小部屋に分かれており、テーマ別の展示がされている。
メインの建物と、左右に棟が二つ、他いくつか小さい建物があり、合わせてざっと40部屋はある。すごい展示量。
メモを取ってきたので、気に入った部屋を何個か。*建物の中は撮影できないので、写真はありません。
[メインギャラリー]
[Golden treasure]
展示品それ自体より、展示の仕方が面白い。部屋の真ん中に、大きいショーケース4個ほどが並べられ、その周りに柵が・・・牢屋みたいだ。ショーケースも微妙に古びているし、遠いし(回の字状態)よく見えない。大事なお宝だということは、よくわかった。
[螺鈿部屋]
古いものでも18世紀、ほれぼれするような仏画などは20世紀のもの。ここにある展示物の中では新しいコレクションのようだ。
[木彫部屋・陶器部屋]
やはり木彫は見事。陶器部屋はとにかく数で勝負!なのか。
しかし大体の展示物は、展示品20~30個に対し短いキャプション1個。並べ方もテキトーw
[石版部屋]
お寺の周りを飾る石版の部屋。部屋にぎっしりと並べられて、それぞれ形・厚さも様々で面白い。
文字が書かれているものは、説明も付いているがすべてタイ語。残念。
[金細工と仏像部屋]
ここは広くゆったりした部屋で、綺麗なパネルにわかりやすい説明付き。しかも1個ずつ説明がある!さっきまでの十把一絡げ部屋と全然違うー
仏像はどれも繊細なつくり。

↓メインギャラリー周りの回廊にも、展示物が並んでいる。屋外は写真OKのよう。豪華な車は王室専用の儀式用車、これが展示されている部屋もある。門番のヤック、お疲れの様子。地震の無い国だからこそできる、この無造作な置き方。
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ここでお昼。
入り口近くの、オープンテラスなレストランの方はちょっと高かったので、中の方にある食堂へ。こちらは見た目すごく庶民的で、オープンと言うより窓もドアも全開。すずめが出入りしている。風が入ってきて涼しい。館内は、エアコンが効いている部屋とそうでない部屋があるので・・・。ただし展示の丁寧さとエアコンがついているかは関係ないようだ。
一人で食べている人が多かったなぁ。そして外国人は皆、ビア・チャンを飲んでいるw
私もだが。食べたのはおかゆ30B、にんにくの効いたつみれが入っていて結構いい。
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[メインギャラリー横の建物2箇所]
[アユタヤ部屋]
銅鼓がいくつか並べられている。ふちにカエルが2~3匹重なって、親子カエルになって乗っている。横に金で模様が描かれているものも、どれもシンプル。
ブロンズのミニ人物がいい。形も整っていて、生活感がある。
すごい洗練された形のナンディもいた。アユタヤ時代まで来ると、形も美しくなってくる。
[スコタイ部屋]
この稚拙さ、スコータイで見た通りで懐かしい。遊行仏のレリーフはすごくラブリーだけど、アユタヤ展示の後に見ると、体のバランスが変だったりする。陶器の絵付けはやはり下手。すごいボロボロのナーガの石彫がかっこよかった。
ヒンドゥー仏コーナーは美しい♪みな糸目。
[ロッブリー部屋]
美しい石仏・レリーフがたくさん。力強い形。クメールっぽい形で、少し洋風なのもある。
[ドヴァーラヴァティー・インドネシア・シュリーヴィジャヤ部屋]
2階にまとまって展示されている、ここは面白い!!
すっごい独創的な形のナーガとか、ふくよかなシンハとか、すごいお腹の出たシヴァ神像とか、一番気に入ったエリア。ほんと写真撮りたかった。
しかし、奥の方にあるせいか人いないー。メインの建物だけでも結構な展示量なので、そこで満腹になって帰っちゃう人も結構いるのかな。
この部屋はかなりオススメ。
[アジア部屋]
さくっとアジア全体の様子が見られる。ガンダーラ仏もあり♪インドっぽいのが多いかな。

↓上は10世紀クメールのレリーフ。下は、左からチャンパの象9-10C。二つともライオン(ガルーダみたいなポーズだが)10-14C。9-10C。どちらもチャンパ。むっちりしてかわいい。右はクメール、バイヨン時代のナーガ。
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ミュージアムショップで、カタログを買おうと思ったら作ってないそうで(涙)、代わりに収蔵物ベストセレクション写真集を買って帰った。解説もついているけど、もっと色々載っているのがよかった・・・。写真撮れないなら、カタログ作って欲しいなぁ。それより先に、収蔵物を整理してキャプションを付ける方が先かね。
↓奥の建物入り口にいた狛犬。館内何箇所か狛犬がいるが、この子はすごい尻尾!そして苦しそう。子狛犬まで苦しそう。
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結局、一日ここにいた。見終わったらもう、ぐったり。充実の展示だった。また行きたいな~

博物館の、展示のページからいくつか展示物が見られます。
入館料40B、月火は休み。新年・タイ正月・ソンクラーンの時期も休みとのこと(チケットより)
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by phedre | 2008-02-13 23:01 | タイ | Trackback | Comments(0)
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