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春の雪
少し日が長くなってきたな、と思うのも束の間、あっという間に春の気配が満ち始め、もう冬という季節はとうに過ぎ去ってしまったかのよう。
今日なんかは、もう桜が咲き始めるのではと、枝を見上げていたり。
さすがにまだまだ先かな。
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梅の香り華やかに。
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温泉は、冬のうちに!と、梅の花と降りしきる雪の中、友人達と温泉に浸かって来た。
デジャ・ヴュな風景と、ふやける温泉。
新しい発見と、たらふく満腹のカニ。
折りからの悪天候で、揺れる飛行機・・・
昨年に続いての出雲旅行、再訪した場所も初めての場所も、楽しく回れた。次回からまた出雲旅行記を書いていきますー

今回から旅ノートを持って歩くことにして、折りを見てちまちまと日記を書いたり、スタンプを押したりした。結構面白い。

旅のお供に、三島の「暁の寺(豊饒の海3巻)」を持っていった。自宅~空港までは一人でヒマだしね。最近、数巻に渡る小説を読むことが少なくなったので、読みきれるかなーと思ったが、いやいや止まらない、面白い!
所々、登場人物が自問自答しはじめると、すごく内面に入りきってしまって眠くなったりするが、それもよしで。
すっかりはまって、帰宅後1,2巻に当たる「春の雪」と「奔馬」を読む(なんで3から読んでいるのかというと、タイで読もうとしたが本屋に3しかなかった→しかしタイに持って行くのを忘れた→次の旅で読むか→さて出発!あ、1,2を買っていない→まぁ興味のある巻から読んでもいいか、という状態で)。これから再び3巻に入る、変な読み方をしたが十分に楽しめる。最終巻が楽しみだー
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by phedre | 2008-03-09 22:58 | 旅関連の話 | Trackback | Comments(3)
まいにち植物
c0041132_2154947.jpg実家の両親が、引退を決め込んで家庭菜園を始めたらしい。父は花を(思えば、花が好きで育てるのも上手だった)、母は野菜を(現実的だ)。家庭菜園の本を送ろうか、それから、何か菜園エッセイのようなものでもあれば、読書好きの母には楽しいだろう…と、本屋に行ったら「筑波実験植物園も紹介されています」というPOPが目に入った。
ふむ、つくばが出ているなら尚更楽しいかもしれないと、ぱらぱら見て買ってみた。読んでから送ろうと思ったのだが、ちょっとこれは手放せない。もう一冊買って送ろう。

WAVE出版 「まいにち植物」

見開きで片側にエッセイ、片側に写真と、ぱっと開いて読むだけでも楽しい。
季節ごとのパートに分かれているので、著者の写真日記に一年間おつきあいしているような気分。
たまに、思いがけない種を蒔いていることもあれば、見たこともない植物が家族の仲間入りを果たしていて、その成長の面白さに驚いたり。朝顔に関しては、マニアさんでいらっしゃるのか、熱が入っている。

気軽に、夕食に使った野菜の種を蒔いてみようかという気にもなるし、変わった植物にチャレンジしてみようという気にもさせられて、ワクワクしてくる。

ベランダの野菜たちを見ながら、「早く食べさせろー」って気になっていたけれど、限界まで大きくしてみたり、花を愛でる楽しみもあるんだなぁと思った。
実際、毎日ベランダで眺めていると、かわいいもんね。
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by phedre | 2007-07-06 21:12 | 読書 | Trackback | Comments(3)
不思議航海
不思議航海(ミステリークルーズ)
内田康夫・早坂真紀ご夫妻共著 / 東京ニュース通信社刊

浅見光彦シリーズでお馴染みの、推理小説家内田康夫さん、飛鳥で世界一周をされたという話はチラリと聞いたことがあったが、まさか3回も世界一周クルーズに乗船されているとは・・・

クルーズで世界一周、とはいかなくても、船旅は「ナイルに死す」を読んでからの夢なので、せめて3日くらいでも行きたいと思っているところに、3回も世界一周なんてどうなってるの?と、立ち読みしてみたら、さすが人気作家、次のエピソードも読みたい!次も!もっと!ってな具合で、あっさり引き込まれ、美しい写真にも魅せられてしまった。

これまでに、飛鳥1回、ぱしふぃっくびぃなす2回の世界一周クルーズに乗船し、また来年も飛鳥2で旅立たれるとのこと。しかもお部屋はロイヤルスイート。まさに夢のクルーズ体験記。

まぁ実際には、出発前に脱稿した著書の校正を持った編集さんが、○港で合流し、×港に着くまでに校了するため、しばらくオプショナルツアーにも行けずカンヅメに・・・なーんてことも普通だったようだ。

うきうきして、この本をだんなっちに見せると、「そういえば飛行機から撮った写真があるよ」と、種子島に行った時に、横浜港に寄航していた飛鳥(と思われる)の写真を見せてくれた。
横浜港

c0041132_23541726.jpg写真の真ん中へん・・・ってこの大きさではさっぱりだなw
一応拡大してみた。なんとなくそれっぽい?
空から見てわかるとは、さすが乗り物好き。

ちなみに、ぱしふぃっくびぃなすはこちら↓


c0041132_23584455.jpg世界一周でも、その時によって停泊地や航路が変わったりするみたい。
イースター島も寄られたみたいだが、海からモアイの並ぶ島を眺めるなんて素敵だなぁ。
いつか行きたい・・・イースター島。
新婚旅行で行こうかと思って検討はしたんだけど、やはり遠かった。
クルーズで行けたら最高だなー
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by phedre | 2006-03-17 00:11 | 読書 | Trackback | Comments(5)
「ユージニア」
c0041132_17184928.jpg「ユージニア」恩田陸・著 角川書店

このところ話題の、「夜のピクニック」の著者の作。
この本、まず、表紙を見てぐっ!ときた。中も凝っていて、今年の美しい装丁ベスト1!と勝手に決めてみたり。ぱらっと書店で見ただけでは気づかなかった、細かいつくりに読みながら驚いた。

章毎に語り手が変わり、それぞれの視点から、昔の事件に迫っていく。記憶の齟齬や思い込みや、意図的に歪められた事柄、時折違和感を感じつつも、少しずつ絡まった糸がほどけていく。

ミステリ物の感想は、ネタバレになるのが怖いので、あまり書けないのだが・・・、
装丁があまりに素敵だったので、珍しく書いてみた次第。
勿論お話にも満足。
本のつくりと、内容が美しくシンクロした、いい本だった。
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by phedre | 2005-06-21 17:57 | 読書 | Trackback | Comments(0)
「ギリシア神話」
c0041132_1919412.jpg「ギリシア神話」西村賀子・著(中公新書)

類書は何冊も持っているのだが、ぱらっと見て気に入った。図版が多く挿入されているのと、当時の民間信仰や風俗にも言及されていて、お話としての神話だけでなく、歴史的側面からも楽しめる。(歴史がとっても苦手な私にも、だ)
また、端折られがちな、世界の始まりの部分から順を追って書かれていて、わかりやすい。

最後の方では、ギリシャ悲劇(オイディプス王、アガメムノンなど)へ話が繋がっていき、今まで別々の物として読んでいたのが、するっと一つになって入ってきた感じがした。まぁ、系図を見れば、わかることなのだが・・・神々の話と、人間が主役の話とでは、時代にものすごい隔たりがあるような気がしていた。

子供の頃読んだお話の本や、大人向けの本で得たイメージでは、ゼウスの奥さんヘラはとても嫉妬深く、夫が気に入った人間の娘や浮気相手に制裁を加えたりする、こわーい人だと思っていたが、改めて系図をまじまじと見ると、まぁーそりゃヘラがお怒りになっても当然、あちこちにゼウスが父親として出ているw いったい何人子供居るんだよ~
しかし・・・なんで「嫉妬深い」なんて書かれていたんだろう?やはり、「浮気は男の甲斐性」なんて言葉がまかり通ってた頃で、子供達にも「男ってそういうもんなのよ~」と伝えようということなんだろうか?w 刷り込みされてたのかな~

なんだか、憑き物が落ちたような気分だ。
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by phedre | 2005-06-19 19:30 | 読書 | Trackback | Comments(0)
旅のお供に
今、明日からの旅行の準備中。

旅のお供に、いつも文庫を何冊か入れていきます。

今回は、待ってました!文庫化「ラッシュライフ」(伊坂幸太郎さん)。
上海の時、「オーデュボンの祈り」をお供にしたので、お供してもらうのは今回で2回目。あとは何度目かの再読「Yの悲劇」。久しぶりに古典・クイーンを。旅先での読書はまた格別・・・楽しみ

今までで一番記憶に残る旅のお供は、「屍鬼」(小野不由美さん)文庫全5巻。ミャンマーでのお供で、帰りの飛行機まで持つだろうと思っていたのに、4巻から勢いが加速、予定より早く読み終わってしまった。
しかも予定外の夜更かしまでしたし・・・夜薄暗い、仏教徒の国で読むと、怖さ倍増です。

ということで、広島&箱根(別行程)へ行ってきまーす
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by phedre | 2005-04-28 23:56 | 読書 | Trackback(1) | Comments(4)
ダカーポ「恋愛小説の書き方と読み方」
いつも買ってる雑誌その1の、ダカーポ

今回は「恋愛小説」の書き方と読み方特集。
やはり春だから、恋愛小説な季節?

そういや何故か恋愛小説って読まないので、紹介されているものは殆ど読んだことが無い(^^;
唯一あったのが「痴人の愛」で。
タイトルや作家名はよく知っているものがたくさん出ていて、「こここういう内容だったのか!?」と驚けたりして、楽しかった。

ちょうど「人妻の研究」を読んだところだったので、私にはタイムリーな内容。
もちろん「失楽園」も登場。「おじさん向けの恋愛小説は、実際に「使える」かどうかがポイントかも」 ってマニュアル本ですかw

恋愛物っぽいので、好きなのは、江國香織さんの「きらきらひかる」
あとは渋い海外の古典とか・・・

普段ミステリばかり読んでると、途中で事件が起きないと、なにか物足りない気がしてしまう・・・振られてストーカー化したりすると、待ってました!って(-_-;
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by phedre | 2005-04-22 19:34 | 読書 | Trackback | Comments(0)
「人妻の研究」
人妻の研究」(堀江珠喜・著、ちくま新書)

いきなり何の本を読んでるのだ、と思われそうだが、ダカーポの連載「ニッポンの人妻」で取り上げられており、フムフム、これはよさそうだ、と早速購入した次第。

なぜ、「人妻」だとこうも妖艶な意味合いになり、「マダム」「夫人」など同じ意味でも想像させられるものが変わってくるのか、それぞれの言葉が具体的なイメージを持つに至るまでの過程など、人妻好きでなくとも大変興味深い。

主に明治時代から「失楽園」までの、「人妻」と不倫の歴史、倫理観や価値観の変化が、その時々の小説や映画などから語られている。
「痴人の愛」が引用されていて、改めて、ナオミすげー(;´Д`)
当時はどれぐらい衝撃的だったのか・・・

いったいどうして、隣の芝生(人の奥さん)は、そんなに青い(魅力的)なのかしらねぇ~と、噂話気分で読んでも楽しめる、マジメなのに面白い本w
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by phedre | 2005-04-13 16:41 | 読書 | Trackback | Comments(3)
「優柔不断術」
赤瀬川原平さんの、「優柔不断術」(ちくま文庫)を買った。帯には、「ムリに決断するよりも、『ぐらい』の方が上手くいく」と書いてたので、
「ほほぅ、赤瀬川さんも、ついに教訓系エッセイを書かれたのか。なんかイメージ違うけど」
(帯から、中高年の方々の間で売れてた、「生き方上手」系を想像)と思いつつ目次をちらり。
「いま、本当にウニでいいのか」「とりあえず、ビール、2本ぐらい」ぜんぜんイメージと違う・・・でも期待通りかも

とりあえず、「とりあえず、ビール、2本ぐらい」の項を読んでみた。
ところどころ挿入される写真にはニヤリとさせられ、とりあえずビール2本ぐらいのしくみ の図まであるのに驚く。
出てくるものが同じでも、ビール2本ぐらい、という言葉の伝達経路は、複雑なのだ。

日常の小さな事柄が、風船のように大きく膨らんで、世界中あちこち飛び回った後ふわ~っと脱力して着地していくような、スピード感と脱力感の混ざった文がいい。
「とりあえず」「ぐらい」という表現の是非、みたいな話になっていかないのもまたいい。

実は、まだここしか読んでいないw
読みかけの本がある上に、雑誌を2冊買い、まだ読んでない本が2冊ある。
この読みかけの本から読みたいのだが、こっちをパラパラ、そっちをちょろっと眺め、あげく同時進行で読む(しかも推理小説2冊とか)ここ数年の悪い?癖なのだが、今日から「優柔不断読書術」と呼ぶことにしよう。
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by phedre | 2005-04-07 22:48 | 読書 | Trackback | Comments(3)
オタクな生活
安野モヨコさんの「監督不行届」という、結婚エッセイコミックを買ってみた。旦那さんは、エヴァンゲリオンの監督、オタク四天王と呼ばれる庵野秀明さん。

第一章からすごい飛ばしている。
デパートの試着室から出るたび、各種ウルトラマンポーズを取る夫
高濃度なオタク表現、アニメソング。
家を占領していく、フィギュアやライダーベルトやDVDボックスetc。
すごすぎる。
モヨコさんが、どんどん夫のオタク言動に馴染んでいき、車でアニソン大合唱までする様がすごい。どこから見ても、見事なオタ嫁ぶりだ。

という感想を述べた後、だんなっちにも読んでもらった。
「う~ん、わかるわかる!この気持ち!」
「でしょ~ すごいよね~このオタクな日々!」
「ん~ 旦那さんの気持ちが良くわかるんだけど」
ハッ・・・ そうだった。 私も立派な飛行機オタ嫁だった。
文中の、フィギュア→模型、コミック→飛行機関連書物、などに置き換えると、どこかで見たような話にも見えてくる。他人事と笑って読んでいたのだが・・・

・・・と、以前買った本のことを思い出した。
「書斎曼荼羅~本と闘う人々」色んな作家のお宅訪問~のイラストエッセイだが、蔵書量だけでなく、その収納方法から何から、驚きの連続。でも、本を全部コレクションしておける、こんな家に住みたいと、ページをめくる度に羨ましく思っていた。
そうだった、私も立派なミステリマニア、本オタクだったんだ。なんだ、オタ仲間だ。
いつかは自分の書斎を持ち、時々土蔵に篭り、隠し扉から出入りする、そんな生活がしてみたい。
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by phedre | 2005-03-31 20:01 | 読書 | Trackback | Comments(0)