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世界遺産からのSOS展
つくば西武で珍しく、写真展があったので、まつりつくばのついでに寄った。
世界遺産の中で、特に保存が困難な状態である危機遺産。
美しい写真とビデオによる構成で、その危機を目の当たりにする。

展示されているのは、バーミヤン遺跡、アルゲ・バム城砦、コルディリェーラの棚田、カトマンズ、アンコール遺跡の5つ。

やはり気になるのは、この中で唯一行ったことのあるアンコール遺跡。
2004年に危機遺産から抜けたものの、今急激な観光化によって新たな危機を迎えている。
私が行ったのは、ほんの5年前の2001年のことだが、その後シェムリアップの街は激しく観光化され、当時最高級だったホテルも、今や有名なリゾートホテルなどの進出により、三ツ星の普通のホテル扱いだとか。
それに行って気になったのは、石造りの壁画などに普通に触れられる環境。みんなで触ってたら、いつか削れるってのにー
まぁ実際に一番大きい問題は、盗掘のようで、最近削られてしまったレリーフなどの生々しい写真もあった。中に、「フランスのマルローが持ち去った」って思いっきり書かれているものもあって(著書に記述があったんだっけ?)、そこは不謹慎ながら笑ってしまった。バレバレなんだものw でも、マルローってパリのパンテオンに埋葬されてるんだよなぁ。盗人なのにいいのか?今保全のために予算出してるから相殺とか・・・

そして、バーミヤン遺跡の爆破の映像と、アルゲ・バム城砦の地震による崩壊の映像。
どちらも一瞬にして崩壊し、あっけない程一瞬だけど、やはり人為的な破壊は憤りを覚える。天災は仕方ないけど・・・、切ないね。

カトマンズは行ってみたいなーと思ったけど、大気汚染がすごいらしいのでちょっと躊躇うな~。昔ながらの工法で、寺院の修復をしている姿が見られたのは嬉しい。

しかし、いくらレストラン街の、普段物産展とかバーゲン会場になる催事場だからって、いつも通りの大きい声で会話しながら、鑑賞する人はちょっとなぁ~
「うわー、きれい!わー壊れちゃったよ!勿体無いね~」 ってビデオ見ながら言わなくてもわかるからw 

世界遺産からのSOS展 つくば西武にて、9/4(月)まで
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by phedre | 2006-08-31 21:24 | お散歩@つくば近郊