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八重垣神社
出雲ツアー2泊3日、最終日です。
やぁっと晴れたよー!雨の神社も素敵だけれど、最終日ぐらいは傘なしで歩きたい。

ばたばたと宿を出て、松江駅へ。ここからバスへ乗り換え。
ここでルートが分岐。Mさん&Cさんは、八雲立つ風土記の丘や、八重垣神社を回るコース。私は八重垣神社だけ見て、松江市内へ戻るコース。
風土記の丘周辺は、ランチを取る所が無いらしく、二人は駅で食料を買ってから向かうため、私は先に一人、八重垣神社へ。
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縁結びの大ボス!いや、縁結びの大親神、八重垣神社へ到着~
参拝客は若い娘さんが多く、縁結びのお守りの売れ行きもよさそうだ。お守り、かわいいのが多かったし。

爽やかな、明るい雰囲気の境内。すがすがしい空気。
早い時間に行ったので、巫女さんが殿内を清めたり、神主さんの朝の礼拝も見られて、嬉しい。

ここは素盞鳴尊&稲田姫夫妻をお祭りしており、ここで二人が結婚生活を始められたことから、縁結びの地となった。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を」の歌の場所。

また、宝物殿には本殿にあった壁画が保存されている。宝物殿に入ってくる人見かけなかったけど(拝観料かかるからね)、これはいいー!
約1.100年ほど前のものと伝えられており、さすがに劣化はしているものの、まだまだ美しい絵が見られる♪

八重垣神社_c0041132_21381472.jpg←本殿。晴れている時の神社も、清清しい眺めでいいなぁ。砂利が綺麗に掃き清められている。

奥の院、佐久佐女の森(稲田姫がヤマタノオロチの難を逃れた場所)には、鏡の池があり、ここで稲田姫は避難中飲み水を取り、また体を写した。
この池での縁占いがこの神社の有名な点で、社務所で配られている紙片に硬貨を載せ、はやく沈めば良縁早く、遅く沈めば遅いといわれている。
まずは様子を見に行って、それからやってみるか考えようかと思ったが、案内を読むと「早く」の基準は15分。浮かべている人を見ると、紙片は意外と大きい。A5よりは小さいかな?位。時間のこともあり、やらないで来たが、後で来たMさんはものの1分もしないうちに沈んだとか!
見たかった~。

←狛犬も、あんよがカワイイー! 宝物殿に入るときに貰えるパンフによると、日本内地にこの種2個現存しているうちの1個とされているらしい(もうひとつはどこなんだろう?)
神門の中の猫?なぜここまで四角いんだろう。でも、すごくいい顔。

八重垣神社_c0041132_21454771.jpgお清めをした気分でバスに乗り、松江駅へ戻る。駅近くで自転車を借りて(なんと一日300円!)、ぶらぶらと松江城方面へ向かう。
宍道湖がすぐ見え、いくつもの川が流れるこの町は、歩いていてすごく気持ちがいい。
城下町の風情もよく残っていて、モダンな建物もよく似合う。不思議と懐かしい。ああ、盛岡の街に似ているのだな。

川沿いに、いい感じの喫茶店を見つけた。珈琲が飲みたくって、走り回っていたのだ。
「珈琲館 京店店」というそのままの名前も、看板も、そして川沿いなのが何よりいい。
ケーキもおいしそうだったので、おやつに頼んでみたが、食べ終わる頃にはもうお昼時だった。ランチも充実していて、このままお昼食べるか、とも思ったが。
チョコレートケーキ、濃厚でとってもおいしかった~。窓からの眺めもよく、落ち着いて朝のお茶が出来た。満足。
川向こうに見える建物は、旧日本銀行松江支店で、今はカラコロ工房という工芸作品の販売や体験、また食事所もあるスペースになっている。

元気になったところで、松江城を見るぞー! 次回はお城散歩です。

八重垣神社へのアクセス:松江駅からバスで30分弱。本数は、30分に1本ぐらい。
珈琲館:松江市末次本町1-1
by phedre | 2007-03-29 21:53 | 島根の旅