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ギリシャ人ってのはー?
出発前にギリシャ旅行記を読んで、思ったとこ。
ギリシャをヨーロッパだと考えたら、きっと苛々するだろう。東南アジアだと考えたら、まぁこんなもん、と思えるだろう。
そして、とにかくギリシャ人は自己中!といったことが書かれていたので、覚悟して行ったのだが。
お店の人たちは殆どみんな親切でにこやかで、でもしつこくなく、よかった(^^!
逆にウィーンはそっけない接客で(私の挨拶のドイツ語が、下手なせいかもしれないけど)、物を買っても「ありがとう」とこちらが言う間もなく、店員さんも何も言わず去っていって驚いたが、そういうお国柄なのかもしれないなー。

で、ギリシャで驚いたことまとめ。

*イラクリオンからバスに乗り、ホテルに帰る。
バスターミナルでチケットを買い、チケットには「16:30発」と印字されていたので、まぁ遅く来るだろうと待合室でまったり。すると15分前にはアナウンスが流れるではないか。なかなかやるな、と思ってさっさと乗り込むと、座席が8割方埋まった16:25、ブルル…と発車!ちょっと、5分早いじゃない!遅れるのは当然と思ったが、早いとは。車掌さんも何も言わないし、車内の時計の意味はw

*せっかちなギリシャ人。空港のチェックインの時、フォーク並びではなく、一カウンターに一列で並んでいるのに、私たちの前のカウンターが空いたら即!隣の列から突撃して荷物ドーン!
私たちはただポカーン、すぐ係員さんが「こちらの人が先だから、自分の列で待つように」とギリシャ語で言ってくれる。が、みゃーみゃー言ってよけない。もう一言行ってもダメ。こちらを気にしてくれたのか、今度は英語で「荷物持って、列に戻って下さい」と係員さん。やっと諦めて戻ってくれた。
バスに乗るときも、日本の市内バス的な一人しか通れないステップなのに、ガンガン乗るおばさんw車掌さんが「ちょっと待って、降りる人いるから」と言ってるっぽいが、言い訳して聞かずに乗り込む。なんつーか、すごい。

*バスターミナルの切符売り場
すっごい機嫌悪そうな、タバコふかしてるおばさまがカウンターにいた。行き先を告げると、無言でチケット出して、煙をぷはーっ。「セェブンユーロ」すごい気だるそうw
でも、これぐらいのんびりしていてもいいよなーと思える場所だったな。

*アテネ国際空港
今までの中で最もわかりにくい空港だった。

まずは往路。
ウィーンから着いて、荷物ピックアップして乗り継ぎ。「乗り継ぎ」の表示が見つからない。
空港案内コーナーのパンフを見ても、店の案内ばかりだしw
オーストリア航空~エーゲ海航空で国内線の乗り継ぎ(国内線だけ別途予約)なので、もういいやEXITから出よう。
出てもわからずw フロアMAPを見ても、このフロアの事しか書いておらず、何階:出発みたいな表示も無い。
しょうがないなと空港の中心へ向かいそうな方角に歩くと、やっと小さく「出発階へのエレベーター」の文字を発見!
やれやれ安心、エレベーターを出ると左右にカウンターが分かれて並んでいる。

カウンターの案内はと…周囲を見渡すも近くに無い。とりあえず右へ行き、50ぐらい並ぶカウンターの真ん中にある表示板を見る。
ちゃんと確認できる位置まで、結構離れている。エーゲ海航空は左側だった。逆か…荷物持って動くから遠く感じるな。
やっと、エーゲ海航空の看板&列を発見!モニターに「エーゲ海航空 E-TICKET」とあるからここでいいんだわ♪
私の番が来て「どちらまでですか?」「イラクリオンです」「国内線は、向こう(もうちょっと先)のカウンターでチェックインしてね♪」
…orz
もうちょっと先に行けば、こちらも全く同じ「エーゲ海航空 E-TICKET」の表示。なんでInternationalとか書いてくれないんだorz

*帰りもエーゲ海航空で、アテネからはルフトハンザのコードシェアだったので、イラクリオンでまとめてチェックインをお願いする。
電話で確認してくれ、ミュンヘンまで荷物スルーOK。でも人間のほうはアテネでもう一度チェックインしてね、と。
アテネに着き、今度は「乗り継ぎ」の表示を発見!
念のため、降りてすぐのインフォメーションで確認しようにも、無人な上に照明が暗い。
「乗り継ぎチケットを持っている人のみ、通行可」と書かれた、係員のいる通路から出る。
なんかこの前も見た風景だな?と思えば、行きにチェックインした普通の出発カウンターの所。
別に、誰が通ってもいいじゃんww
つーか、せっかく荷物スルーしてもらったのに、普通にまた並ぶのか?乗り継ぎカウンターは無いのね。なんか無駄なルートだな…

アテネ空港で最大級に驚いたのは、トイレが一箇所に付き一個室!(男女車椅子の計三個室だが、つまり1.5個室か)無駄すぎる、不便すぎw
不便だ不便だ言われている、バンコク・スワンナプームが超快適便利に思える。

*ともあれ無事にミュンヘン空港に着陸。まだゲートに着いていないが、飛行機は一時停止。ここからバスかも?と思うが早いか、みな我先にと立ち上がり荷物を取り始める。
コックピットから、「ゲートが空いていないので、しばらくこのまま停止します。座ってお待ち下さい」のアナウンスがあるも、着席したのは数名。続いて「まだ立たないで下さい」のアナウンスも、聞こえない様子。CAさんが出てきて、「まだですから、座って待ってください」といちいち言わないと席に着かないギリシャ人w

*最後に、スピナロンガに行くきっかけになった現地ツアー会社
ヘルソニソスは、街に何箇所も旅行会社があって、島内観光や他の島へのクルーズなども申し込める。
その時は私たち夫婦だけじゃなく、現地で合流した仲間と一緒に出かけよう!ってことで、お仲間さんが代表で値段交渉に行ってくれた。で、「ここのお店に、それぞれ支払いに行ってね」と、二人でクルーズの申し込みに行ったら、なんか話が通じない~。
「日本人のグループが申し込んでいるはずなんだけど」←これで絶対わかるはずの状況なのに、「私、さっき来た所だから解らないわ!でも、もちろん申し込みはOKよ♪それで、お友達はツアー代金は幾らって言ってたの?」ちゃんと聞いてなかったけど、確か100ユーロぐらい。でも、この状況で70ユーロって言ったらそれで行けるのだろうか?
船はいくつかあるようだし、それで一緒に行けないならつまらないし、他の人には連絡もつかないしで、じゃ~二人なら違う所に行こう。と、別の旅行会社に島内観光のパンフを貰いに行った。(後で聞いたら、このおばちゃんで良かったそうだorz)

優しそうなおじさまに、「ハロー♪何かお探しですか?」と言われ、困る…「I'm looking for...えー...something to do」アホな返事だが、笑ってくれて(夫まで笑ってるし)、すぐクレタのパンフを見せて、丁寧にあちこち紹介してくれた。結局申し込まなかったけれど、帰り際に「申し込む時は、うちじゃなくても大丈夫だからね♪この辺のツアー会社なら、どこでも扱ってるから好きなとこ行っていいよ(^^)」えーと、どういうシステムになってるのでしょうか…全部関連会社?

とか書きつつ、クレタ島はいいところだった♪日本からギリシャまで、直行便があればいいのになー。個人的に、西ヨーロッパの国々あわせて、一番再訪したいのはギリシャですわ。
by phedre | 2008-06-24 22:12 | クレタ島・ミュンヘン