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グリプトテーク&古代美術博物館
グリプトテーク&古代美術博物館_c0041132_21272236.jpgミュンヘンは、美術館&博物館天国!
西洋絵画も、近現代美術も、科学博物館系も揃いぶみで、どこに行ったものやら…。デューラーも見たいし、カンディンスキーも見たい!
悩みぬいて、グリプトテーク(彫刻品陳列館:ギリシャ彫刻が揃っている)と、その向かいの古代美術博物館(こちらもギリシャ美術のコレクション)に、まずは向かうことにした。

日曜日は、1ユーロで入れるところもあり、この二箇所もそれぞれ1ユーロでOKだった(^^
地下鉄の駅、Königsplatzに降り立つと、駅からもう博物館モード(下の写真、左上)。
外に出ると、ギリシャ神殿風の建物が向かい合って建っており、ギリシャよりギリシャっぽい。
館内は中庭を囲む回廊になっており、自然光の入る明るく開放的な展示。そんなに混んでいなかったのもあり、のんびりとギリシャ美術を堪能。
まずはグリプトテークから。
コンパクトなパンフレットが、受付で1ユーロで買えたので、それを参考に回った。
→ミューズ。美しい!

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グリプトテーク&古代美術博物館_c0041132_21274830.jpg上の写真: 右上:パルテノン神殿の屋根飾り。左中:まどろむサテュルス、ここの目玉?贅沢な展示の仕方。真ん中:アルテミスかな?右中:床のモザイクも展示品。左下:最初、エロスか誰かかと思ったけど、the boy with the goose とのこと。神様の幼少時代ではないのね。下中:ワイン壺を抱えた酔っ払い老婆(なぜそんな題材?)下右:部屋の境目に、水彩画が飾られていた。全面的に硬質な展示なので、丁度良く雰囲気をやわらげてくれる。

←この回廊の中間地点に、カフェがある。
展示室から唐突にカフェに出るようだが、ここにも展示があり違和感は少ない。中庭に出て、オレンジジュースで一休みした。
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↑中庭にて。グリプトテーク&古代美術博物館_c0041132_21514668.jpg
そして向かいの古代美術博物館へも行く。更に静かだけど、壺とか皿とか、勿論リュトンも、いいのがいっぱい並んでる~♪
なんともユーモラスな、動物も色々。何に使ったのかな~。置物?
真ん中下の牛っぽいのは、「酔っ払い男風のロバ」らしい。

外見の豪華さに反して、中の展示室はこぢんまりしていた。満喫して、帰る前にトイレに寄るかと「トイレ」の矢印に向かって地下へ。と、地下にも展示があった!王室の宝物が密かに展示されており、見逃す所だった…。
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こちらにはカフェ・レストランなどは無い。
建物の前は広く芝生になっており、休憩している人も多くいた。立派な門に向かって左右に、この2つの博物館がある。ルートヴィッヒ1世がギリシャ&ローマ彫刻が好きだったおかげである。
ギリシャ滞在中には、博物館がリニューアル工事中なのもあり、あまり見られなかった物がここミュンヘンでお腹一杯に見学できるなんて、嬉しかった。

グリプトテークは、木下史青さんの「博物館へ行こう」(岩波ジュニア新書)を読んで知った。行ってよかった! 博物館好きな方だけでなく、照明に興味がある人にもオススメの本です。
by phedre | 2008-07-03 22:16 | クレタ島・ミュンヘン